• 公開 2014.12.13

ワンスアポンアタイムより前にプロジェクションマッピングが採用されていたアトラクションとは?

 

2014年5月29日から東京ディズニーランドでスタートした
『ワンス・アポン・ア・タイム(Once Upon a Time)』

シンデレラ城を絵本に見立て、
「美女と野獣」で登場するポット夫人が息子であるチップに
絵本を読み聞かすような感覚で繰り広げられる夜のショーです。

さて、「シンデレラ」「ピーターパン」「美女と野獣」と言った
おなじみのキャラクターが音楽とともに映し出されるこのショーでは、
「プロジェクションマッピング(Projection Mapping)」
という最新のプロジェクター投影技術が使用されています。

言葉自体は2012年に東京駅丸の内駅舎を使った「TOKYO HIKARI VISION」や、
USJの「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス」などの影響もあり、
比較的多くの方がご存知だと思いますが、

「プロジェクションマッピングって何?」

と言う疑問をお持ちの方も多いと思いますので、
「ワンス・アポン・ア・タイム」を支える技術について解説しようと思います。

まず、シンデレラ城にたくさんのディズニーキャラクターが投影されるのですが、
多くの方は普通に映像を投影していると思っているのではないでしょうか?

確かにプロジェクターから映像をシンデレラ城に向かって投影しているのですが、
普通に投影するとシンデレラ城の立体形状によって絵がデコボコになるんですね。

下図で説明しましょう。
部屋の正面に○△の映像を投影します。
その際、壁の手間に四角の箱が置いてあったと想定しています。

プロジェクションマッピング解説

まず、左側が普通に投影した場合の見え方です。
手前の箱によって映し出される絵はデコボコになります。

そして、プロジェクションマッピングによって映し出された絵が右側です。
箱があってもデコボコなく綺麗に見えますよね。

このように
「立体形状に映像をぴったり投影させる技法がプロジェクションマッピング」
(別名、ビデオマッピング・マッピングプロジェクションなど)
と言われています。

「さすが最新技術!」

と、思われるかもしれませんが、
実は、既にディズニーランドではプロジェクションマッピングを
使用しているアトラクションがあるのをご存知ですか?

そのアトラクションが…

『ホーンテッドマンション(The Haunted Mansion)』です。

ホーンテッドマンションの終盤、
墓地で幽霊が盛大に歌っている場面があると思いますが、
その中で石像が4体歌っている場面があります。

非常に臨場感のある顔の表情ですが、
仕組みは単純でのっぺらぼうの石像に顔の映像を投影しているだけだそうです。
立体物に投影しているため本物の石像が歌っているように見えるわけですね。

実はコレがプロジェクションマッピングの元祖と言われているとともに、
今のようにコンピュータ技術も無い1960年代後半に登場していることから、
当時のディズニースタッフのクオリティの高さを示すことでも知られているそうです。

実はホーンテッドマンションには、
このような古典的な手法(トリック)が至る所に採用されている
面白いアトラクションの一つでもありますので、
またトリックの一端を紹介してみようと思います。

さて、このような古典手法と最新技術が融合して誕生した
ワンス・アポン・ア・タイム
やはり、観賞はシンデレラ城正面からがおすすめです。

中央観賞エリアは抽選になりますので運しだいですが、
外れてしまった場合はパートナーズ像前(ウォルトディズニーとミッキーの像)が
一番の観賞スポットですよ!


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